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Talking Silentsとは
日本ではかつて、無声映画はサイレントではありませんでした。日本の無声映画の上映は、楽団の生演奏と、活動弁士のライブ公演と、スクリーンに映し出される映像の、三者の相乗効果によりさらなる芸術表現まで高まった言わばパフォーミングアーツでした。デジタル・ミームはこの日本独特の上映形態をTalking SilentsとしてDVDで甦らせました。
- ・楽団演奏と活動弁士の名演により、無声映画時代の日本独特の上映形態を再現しています。
- ・音声は、現代の弁士澤登翠氏と往年の弁士たちの2種類より選択できます。
- ・映画評論家・佐藤忠男氏による作品紹介と作品解説が収録されています。
- ・澤登翠氏による弁士としての解説が収録されています。
Talking Silents 1 溝口健二監督作品
『瀧の白糸』(1933年、入江プロダクション製作、98分)
出演:入江たか子、岡田時彦、菅井一郎
『東京行進曲』(1929年、日活太秦製作、28分)
出演:夏川静江、一木礼二、小杉勇
Talking Silents 2 溝口健二監督作品
『折鶴お千』(1935年、第一映画製作、90分)
出演:山田五十鈴、夏川大二郎、芳沢一郎
『唐人お吉』(1930年、日活太秦製作、4分)
出演:梅村蓉子
Talking Silents 3 阪東妻三郎出演作品
『雄呂血』(1925年、阪妻プロ製作、74分)
監督:二川文太郎
出演:阪東妻三郎、関操、環歌子
『逆流』(1924年、東亜等持院製作、28分)
監督:二川文太郎
出演:阪東妻三郎、片岡紅三郎、マキノ輝子
Talking Silents 4 阪東妻三郎出演作品
『鯉名の銀平 雪の渡り鳥』(1931年、阪妻プロ製作、60分)
監督:宮田十三一、
出演:阪東妻三郎、岡田喜久也、望月禮子
『小雀峠』(1923年、マキノ等寺院製作、39分)
監督:沼田紅緑
出演:市川幡谷、高木新平、阪東妻三郎
Talking Silents 5 嵐寛寿郎出演作品
『鞍馬天狗 前後篇』(1928年、嵐寛プロ製作、71分)
監督:山口哲平
出演:嵐寛寿郎、中村竹三郎、山本礼三郎、五味国枝、嵐佳一
『鞍馬天狗 恐怖時代』(1928年、嵐寛プロ製作、38分)
監督:山口哲平
出演:嵐寛寿郎、山本礼三郎、五味国枝、嵐佳市郎
Talking Silents 6 市川右太衛門出演作品
『錦絵江戸姿 旗本と町奴』(1939年、新興キネマ製作、65分)
監督:森一生
出演:市川右太衛門、雲井八重子、浅香新八郎、国友和歌子
『怒苦呂』(1927年、市川右太衛門プロ製作、32分)
監督:白井戦太郎
出演:市川右太衛門、高堂国典、新妻律子
Talking Silents 7 大河内傳次郎出演作品
『御誂治郎吉格子』(1931年、日活製作)
監督:伊藤大輔
出演:大河内傳次郎、伏見直江、伏見信子、高勢実乗
『弥次喜多 尊王の巻』(1927年、日活製作)
監督:池田富保
出演:河部五郎、大河内傳次郎
『弥次喜多 鳥羽伏見の巻』(1928年、日活製作)
監督:池田富保
出演:河部五郎、大河内傳次郎
Talking Silents 8 斎藤寅次郎監督作品
『子宝騒動』(1935年・松竹蒲田製作)
監督:斎藤寅次郎
出演:小倉繁、出雲八重子
『明け行く空』(1929年・松竹蒲田製作)
監督:斎藤寅次郎
出演:高尾光子、川田芳子
Talking Silents 9 マキノ正博監督作品
『浪人街 第一話』(1928年・マキノプロダクション製作)
監督:マキノ正博
出演:南光明、谷崎十郎、根岸東一郎
『浪人街 第二話』(1929年・マキノプロダクション製作)
監督:マキノ正博
出演:南光明、津村博、根岸東一郎
『崇禅寺馬場』(1928年・マキノプロダクション製作)
監督:マキノ正博
出演:南光明、高木新平、マキノ登六
Talking Silents 10 牧野省三監督作品
『実録忠臣蔵』(1928年・マキノプロダクション製作)
監督:牧野省三
出演:伊井蓉峰、諸口十九、市川小文治、勝見庸太郎
『雷電』(1928年・マキノプロダクション製作)
監督:牧野省三
出演:根岸東一郎、金子新、マキノ正博
日本アニメクラシックコレクション
1920~30年代にかけて制作された55作品をDVD4巻に収録したコレクションです。作品の多くは、澤登翠氏をはじめとする活動弁士のカツベン付きです。弁士の語りに、英語、中国語、韓国語から選択可能な字幕が付いています。レコードトーキー作品も収録しています。(レコードトーキー作品は、上映当時、音楽、セリフ、効果音などが録音されたレコードを蓄音機で再生して音声としていました。)本コレクションは、フィルムとの同期録音を実現したデジタル・リマスター盤です。日本のアニメーションのルーツをたどる貴重な学術的資料とも言えます。
音声言語:日本語
字幕:日本語、英語、中国語、韓国語
リージョンコード:全リージョン対応
©株式会社デジタル・ミーム
企画・制作:株式会社デジタル・ミーム
DVD阪妻-阪東妻三郎の生涯
それがこの映画のテーマなのだ。― 佐藤忠男(映画評論家)
名優・阪東妻三郎の生涯を紹介する秀作ドキュメンタリーです。“阪妻”の出演作品の名シーン、関係者へのインタビューを日英バイリンガルでお届けします。DVD特典として、阪妻デジタルアルバム(マツダ映画社秘蔵写真、ポスターなど合計100点以上を収録)と、現在活躍中の活動弁士・澤登翠氏のエッセイを収録したブックレットが付いています。
音声言語:日本語
字幕:日本語、英語
リージョンコード:全リージョン対応 NTSC
製作:1980年 株式会社マツダ映画社
演出:松田春翠
インタビュー・構成:佐藤忠男
インタビュー出演:伊藤大輔(映画監督)、稲垣浩(映画監督)、久世竜(殺陣師)、田村高廣(俳優)、森静子(俳優)、環歌子(俳優)
©株式会社デジタル・ミーム
企画・制作:株式会社デジタル・ミーム
日本無声映画大全 [DVD-ROM]
(Windows 95/98版DVD-ROM 日本語・英語)
日本の無声映画約12,000作品をお手元のパソコンで検索できるデータベースです。無声映画の代表作45本のハイライトシーンを活動弁士の語りつきで収録しています。スチル写真、ポスター、公開当時のプログラム、チラシ、インタビューや参考記事なども収録しました。充実した検索機能で日本映画のルーツをじっくりと味わうことができます。
■監修:佐藤忠男 株式会社マツダ映画社
■動作環境:
OS:Windows95/98*推奨。メモリ64MB以上推奨。
CPU:Intel Pentium 200MHz以上推奨(または、近似のスペックのパソコン)
ハードディスク:300MB以上の空き容量
モニター:解像度800×600ピクセル、65,000色以上
DVD-ROMドライブ:市販タイプ全般
その他:DVD-ROMドライブ**、サウンドボード、マウス必須
本製品は、平成10年度先導的コンテンツ市場環境整備事業支援事業の採択を受け、情報処理振興事業協会(IPA)の支援を受けて開発したものです。
*Windows95/98推奨。それ以降のバージョンですと動作しない場合があります。
**本商品をご覧いただくには、DVD-ROMドライブを装着したパソコンが必要です。
■内容:
【活動大写真館】無声映画の代表作のハイライトシーン(各2分程度)を活動弁士の音声とともに収録。
収録作品は時代劇、冒険活劇、アニメーションとバラエティに富んでいる。
【作品データ館】無声映画の作品、監督、俳優、制作会社などのデータ検索機能。
【無声映画資料館】無声映画に関する様々な歴史的文化的背景を紹介。公開当時のプログラム、チラシ、スチル写真、ポスター等貴重な資料を収録。弁士、映画評論家等、無声映画関係者のインタビュー((敬称略)・秋山義方(映写技師)・佐藤忠男(映画評論家)・松尾文人(俳優)・澤登翠(弁士)・吉村公三郎(映画監督)
商品価格
個人視聴用、大学・図書館・その他教育機関様向けに貸出権付き、非営利目的の上映権付きの3種類の価格があります。
個人視聴用通常価格:個人利用のコンテンツ価格です。貸出や公開上映はできません。
・TALKING SILENTSシリーズ4,980円(税別)
・日本アニメクラシックコレクション12,800円(税別)
・阪妻-阪東妻三郎の生涯3,980円(税別)
・日本無声映画大全18,000円(税別)
貸出権付き価格:DVDの館外(学外)貸出を希望される機関のための貸出権付き価格です。各機関の通常の書籍・CD・DVDの貸出規定に基づいた貸出を行うことができる権利を得ることができます。
・TALKING SILENTSシリーズ15,000円(税別)
・日本アニメクラシックコレクション50,000円(税別)
・阪妻-阪東妻三郎の生涯15,000円(税別)
・日本無声映画大全30,000円(税別)
非営利目的の上映権付き価格:非営利目的(原則として入場料無料)で一般観客向けにコンテンツを上映したいとお考えの機関様向けの、上映権付き価格です。
・TALKING SILENTSシリーズ30,000円(税別)
・日本アニメクラシックコレクション100,000円(税別)
・阪妻-阪東妻三郎の生涯30,000円(税別)
・日本無声映画大全50,000円(税別)
お問い合わせ・ご用命
Tel:03–6432–5691 e-mail:info@digital-meme.com
〒141-0001東京都品川区北品川5-5-15大崎ブライトコア15階
株式会社デジタル・ミーム